番号 区分 形式 構成 吟題 吟じ出し 作者 吟詠普及 吟詠教本 教本A6判 其他教本 吟詠教音 其他教音 10線譜 吟道範典 漢詩訳
0651 俳句 手鞠唄 手鞠唄かなしきことをうつくしく 高濱 虚子 詠和-198 範09-069
0652 俳句 みちのくの みちのくの伊達の郡の 富安 風生 詠和-199
0653 俳句 三月堂 来しかたや馬酔木咲く野の 水原 秋櫻子 詠和-200
0654 俳句 歸鄕 貝寄風に乗り手帰郷の 中村 草田男 詠和-201
0655-1 俳句 目には青葉 目には青葉山ほととぎす初鰹 山口 素堂 俳-014 詠和-202 応43-38 C俳1-12 T応43-B3 線5-123 範03-153
0655-2 俳句 かまくらにて 目には青葉山ほととぎすはつ松魚 山口 素堂 俳-014 詠和-202 応43-38 C俳1-12 T応43-B3 線5-123 範03-153
0656 俳句 五月雨に 五月雨に蛙のおよぐ戸口哉 杉山 杉風 詠和-204
0657 俳句 卯の花を 卯の花をかざしに関の晴着かな 河合 會良 詠和-205
0658-1 俳句 行水の 行水の捨てどころなき虫の声 上島 鬼貫 俳-031 詠和-206 基56-38 C俳1-27 C基56-09
0658-2 俳句 行水の 行水の捨どころなきむしのこゑ 上島 鬼貫 俳-031 詠和-206 基56-38 C俳1-27 C基56-09
0659 俳句 市中は 市中は物のいほひや夏の月 野澤 凡兆 詠和-207
0660 俳句 さみだれや さみだれや大河を前に家二軒 與謝 蕪村 俳-018 詠和-208 C俳1-16 範09-064
0661 俳句 駿河の國にありける頃子來子が蘆の温の舎を音づれける 絶々に温泉の古道や苔の花 大島 蓼太 詠和-209
0662 俳句 牽き入れて 牽き入れて馬と涼むや川の中 吉川 五明 詠和-210
0663-1 俳句 自由律 分け入っても 分け入っても分け入っても青い山 種田 山頭火 俳-053 詠和-211 C俳1-46 範08-082
0663-21 俳句 前書 俳句 大正十五年四月、解すべくもない惑ひを背負うて、行乞 大正十五年四月、解すべくもない惑ひを背負うて 種田 山頭火 俳-053 詠和-211 C俳1-46 範08-082
0663-22 俳句 自由律 前書 分け入っても 分け入っても分け入っても青い山 種田 山頭火 俳-053 詠和-211 C俳1-46 範08-082
0664 俳句 七夕の 七夕のなかうどなれや宵の月 松永 貞德 詠和-212 基50-08 T基50-A2
0665 俳句 秋や今朝 秋や今朝一足に知るのごひえん 松江 重賴 詠和-213
0666 俳句 白露の 白露の無分別なる置所 西山 宗因 詠和-214
0667-1 俳句 此道や 此道や行人なしに秋の暮 松尾 芭蕉 俳-030 詠和-215 応43-36 C俳1-26 T応43-B4
0667-2 俳句 所思 此道や行人なしに秋の暮 松尾 芭蕉 俳-030 詠和-215 応43-36 C俳1-26 T応43-B4
0668-1 俳句 岩鼻や 岩鼻やここにもひとり月の客 向井 去來 俳-029 詠和-217 基49-36 C俳1-25 T基49-B7
0668-2 俳句 名月 岩はなやここにもひとり月の客 向井 去來 俳-029 詠和-217 基49-36 C俳1-25 T基49-B7
0669 俳句 豐後の日田といふ所にて 山伏の火をきりこぼす花野かな 志太 野坡 詠和-218
0670 俳句 秋なれや 秋なれや木の間木の間の空の色 横井 也有 詠和-219 範09-063
0671-1 俳句 朝顔に(釣瓶) 朝顔に釣瓶とられて貰ひ水 千代女 俳-032 詠和-220 C俳1-28 T吟26B06 線5-114 範03-152
0671-2 俳句 朝顔に(釣瓶) 朝顔に釣瓶とられて貰ひ水 加賀 千代 俳-032 詠和-220 C俳1-28 T吟26B06 線5-114 範03-152
0671-3 俳句 朝顔に(釣瓶) 朝顔に釣瓶とられてもらひ水 千代女 俳-032 詠和-220 C俳1-28 T吟26B06 線5-114 範03-152
0672 俳句 やはらかに やはらかに人分行くや 高井 几董 詠和-221
0673-1 俳句 柿くへば 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡 子規 俳-037 詠和-222 C俳1-33 範03-155
0673-2 俳句 法隆寺の茶店に憩ひて 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡 子規 俳-037 詠和-222 C俳1-33 範03-155
0674-1 俳句 行く我に 行く我にとどまる汝に秋二つ 正岡 子規 俳-036 詠和-223 基47-34
大58-52
C俳1-32 T基47-B6
C大58-07
0674-2 俳句 漱石に別る 行く我にとゞまる汝に秋二つ 正岡 子規 俳-036 詠和-223 基47-34
大58-52
C俳1-32 T基47-B6
C大58-07
0675 俳句 倫敦にて子規の訃を聞きて 手向くべき線香もなくて暮の秋 夏目 漱石 詠和-224 基47-36 T基47-B7
0676 俳句 床の中で楠緒子さんの爲に手向の句を作る 有る程の菊抛げ入れよ棺お中 夏目 漱石 詠和-225
0677 俳句 桐一葉 桐一葉日当りながら落ちにけり 高濱 虚子 詠和-226 若中-66 範09-068
0678 俳句 赤倉途上 妙高の雲動かねど秋の風 大須賀 乙字 詠和-227
0679 俳句 をりとりて をりとりてはらりとおもき 飯田 蛇笏 詠和-228
0680 俳句 自由律 小豆嶋にて 足のうら洗へば白くなる 尾崎 放哉 詠和-229 範08-078
0681-1 俳句 梅一輪 梅一輪一輪ほどの暖かさ 服部 嵐雪 俳-005 詠和-230 基50-10 C俳1-04 T基50-A3 範03-154
0681-2 俳句 寒梅 むめ一輪一りんほどのあたゝかさ 服部 嵐雪 俳-005 詠和-230 基50-10 C俳1-04 T基50-A3 範03-154
0682 俳句 幾人か 幾人かしぐれかけぬく瀬田の橋 内藤 丈草 詠和-231
0683-1 俳句 申習ひに 三句のうち ひとり居やしがみ火鉢も夜半の伽 秋色女 詠和-232
0683-2 俳句 申習ひに 三句のうち ひとり居やしがみ火鉢も夜半の伽 菊后亭 秋色 詠和-232
0684 俳句 はつ雪や はつ雪や波のとゞかぬ岩の上 松木 淡々 詠和-233 基49-30 T基49-B5
0685 俳句 無爲庵 我庵は榎ばかりの落葉かな 三浦 樗良 詠和-234
0686 俳句 いちはやく いちはやくもへて甲斐なし榾の蔦 加舎 白雄 詠和-235 基50-28 T基50-B1
0687 俳句 鷹のつら 鷹のつらきびしく老いて哀れなり 村上 鬼城 詠和-237
0688 俳句 風邪の子や 風邪の子や眉にのび来し額髪 杉田 久女 詠和-238 基48-47 T基48-B5
0689 俳句 秋ふたたび 咳の子のなぞなぞ遊び 中村 汀女 詠和-239
0690 俳句 海に出て 海に出て木枯帰るところなし 山口 誓子 俳-051 詠和-240 C俳1-45
0691-1 俳文 俳句 松嶋 雄嶋が磯は地つゞきて 松尾 芭蕉 詠和-241 基48-44 T基48-B3
0691-2 俳句 俳文 松嶋や 松嶋や鶴に身をかれほとゝぎす 河合 會良 俳-015 詠和-241 基48-46 C俳1-13 T基48-B4
0692-1 俳文 俳句 那谷寺 山中の温泉に行くほど、 松尾 芭蕉 詠和-242
0692-2 俳句 俳文 石山の 石山の石より白し秋の風 松尾 芭蕉 詠和-242
0693-1 俳文 俳句 大垣 旅の物うさもいまだやまざるに、 松尾 芭蕉 詠和-243
0693-2 俳句 俳文 蛤の 蛤のふたみにわかれ行秋ぞ 松尾 芭蕉 俳-026 詠和-243 C俳1-22
0694-1 俳文 俳句 銀河の序 ゑちごの國出雲崎といふ處より 松尾 芭蕉 俳-076 詠和-244 C俳2-05
T朗3-A03
0694-2 俳句 俳文 荒海や 荒海や佐渡によこたふ天の川 松尾 芭蕉 俳-078 詠和-245 朗-101 元3-155 C俳2-05
T朗3-A03
線5-118 範03-144
0695 近代詩 初戀 まだあげ初めし前髪の 島崎 藤村 詠和-248 線5-132
0696 近代詩 小諸なる古城のほとり 小諸なる古城のほとり 島崎 藤村 俳-107 詠和-250 大57-34
元4-106
C俳2-15 C大57-05 範04-108
0697 近代詩 夕の星 ちぎれちぎれに雲迷ふ 土井 晩翠 詠和-252
0698 近代詩 訳詩 落葉 秋の日の 上田  敏 訳
ブェルレエヌ 原作
詠和-254 T吟04B04
0699 近代詩 ああ大和にしあらましかば ああ、大和にしあらましかば 薄田 泣菫 詠和-256
0700 近代詩 茉莉花 咽び嘆かふわが胸の曇り物憂き 蒲原 有明 詠和-258