本索引に収録した教本・カセットテープ・CDおよび参考資料は「5.収録教材一覧」のとおり
「収録教材一覧」に示す 「普及版吟詠教本」・「吟詠教本」および旧教材の「和漢名詩の吟じ方」・「教本A6判」などに収載された作品は すべて収載した
同一作品でも 「吟題」 「吟じ出し」 「作者」の何れかが異なる作品 特に漢詩では「本文(白文)」と「読み下し」が異なる作品は各々 枝番による収載とした。このため
重複収載された作品が漢詩において多くなった
<注>同じ漢詩でも、吟題・吟じ出しが異なったヨミがあり 作者も「本名」と「雅号」の違いがあったりする
今第6次改訂において 日本詩吟学院が2010年に新しく設けたジャンル「俳諧歌」を 区分「和歌」から「俳諧歌」として分離独立させた 併せて 芭蕉の「おくの細道」に代表される「俳文」を 区分「散文(紀行文)」から分離独立させ「俳文」とした なお 第5次改訂で 区分名称の「新体詩」を「近代詩」に改めている
和歌を吟じるとき 二句目で区切って吟じる作品は 「構成」欄に「二句切吟」として背景色を付けて表示し、三行形式で表記する作品は 「構成」欄に「三行形式」として背景色を付けて表示した
「漢詩+その他区分・形式の詩歌」を「構成吟」とし 構成吟を構成する個々の作品(構成吟要素作品)は枝番を付けて個別に収録した 従って、「構成吟」とした作品全体をみたい場合は 作品番号索引でご覧下さい
「構成吟」要素作品中には 「作品区分」や「吟題」が不明なものがあり これらは何れも「不詳」とした
俳文中に俳句などが含まれる場合 本体文章と俳句とを分けて 枝番を付けた
索引表示では 「作品区分」を単に「区分」とした
「作品区分」の一つ下の段階を「作品形式」とし 索引表示では単に「形式」とした
漢詩では 五言・六言・七言を 五・六・七とし 絶句・律詩・古詩を 絶・律・古とし 例えば 「五言絶句」を「五絶」として表示した
作品を構成する要素を「構成要素」とし 索引表示では単に「構成」とした
構成吟は 「構成」に構成要素の作品区分を記載し 各構成要素には「他の構成要素」を作品区分または作品形式レベルで表示した
古詩は すべて句数を「構成」欄に示した
2-3作品区分の2-3-2で記したとおり 「二句切吟」 「三行形式」を「構成」欄に背景色を付けて表示した